フェラーリにとって、悩みの種がまたひとつ増えてしまいそうだ。
フェラーリ・エンジンを搭載するペドロ・デ・ラ・ロサ(ザウバー)は、ベルギーGPの決勝前にエンジンを交換。F1では、1シーズンにひとりのドライバーがペナルティーなしで使用できるエンジンが8基に制限されているが、デ・ラ・ロサが新たに搭載したエンジンは9基目であったため、デ・ラ・ロサはグリッド降格のペナルティーを受けた。
また、グリッドを見回してみると、ベルギーGPではほとんどのドライバーが6基目の新品エンジンを使用していたが、フェラーリのフェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサは、7基目のエンジンを投入していた。
次戦イタリアGPは、エンジンに最も厳しいサーキットであるモンツァ・サーキットが舞台になる。
しかし、フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、「心配する理由はない」とコメントしている。