マクラーレンは、イタリアGPでFダクトを使用しないという報道をまだ認めていない。
Fダクトはストレートでのトップスピードを向上させるシステムであるものの、イタリアGPが行われるモンツァでは、極限まで空気抵抗を低減することが求められるため、Fダクトを搭載した場合には空力の効率が悪くなると指摘されていた。
「月曜(23日)の朝にその記事を読んだが、われわれも驚いたよ」とマクラーレンのマネジングディレクターであるジョナサン・ニールは語り、次のように続けた。
「使うのか使わないのか、まだ決めていない。今は、あらゆる選択肢を検討している段階だ。(モンツァでFダクトを使うのかどうか)われわれが現段階で決められるとするのは、間違っている」
ニールによると、今週末のベルギーGPでのデータを分析してから、最終的な判断が下されるという。