エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)が、2011年にルノーへ移籍することに興味を持っていると認めた。
スーティルは30日(金)、フォース・インディアに来年も残留するという「選択肢」はあるものの、将来は未定だと語っていた。
ルノーはルーキーであるビタリー・ペトロフを残留させるか決めあぐねているとされ、ペトロフの後任候補にはスーティルや小林可夢偉(ザウバー)をはじめ、複数のドライバーの名前が挙がっている。
「もちろん興味はあるよ」
「(ルノーは)もし興味を持ってくれるなら、絶対に話をするべき相手だからね」とスーティルは『DPA通信』へ語った。
チームのオーナーやチーム首脳陣に変更があったものの、今でもルノーはトップチームだとスーティルは考えている。その一方で、もしF1のレギュレーションが安定してしまうと、フォース・インディアの勢いは衰えるだろうとスーティルは懸念しているようだ。
「もしルールが変わらなければ、細かいところしか改良できない。そうなると、予算の関係で僕たちがついていくことはできない」
「進歩できたり、ファクトリーチームへいけたりするような、もっといい選択肢があるのなら、それを逃す手はない」