ヒスパニア、トヨタとの提携を認める

ヒスパニア・レーシング（HRT）のオーナーであるホセ・ラモン・カラバンテが、トヨタと提携する見通しであると認めた。

HRTのチーム代表コリン・コレスはドイツGPの際、トヨタのF1活動を行っていたTMG（トヨタ・モータースポーツ有限会社）と提携することが、選択肢の1つになっていると認めていた。

しかし、HRTのドライバーであるブルーノ・セナは、まだ何の契約も結ばれていないことを示唆していた。

2010年はダラーラから供給されたシャシーを使用しているHRTだが、すでにダラーラとの契約は終了。最近の報道では、HRTは来年に、TMGの本部施設、風洞、スタッフのほか、トヨタが2010年に向けて開発していたTF110のデザインを使用するとの見方が有力だった。

そんな中、カラバンテはTMGと契約する見通しであることを認めた。しかし、現在チームが拠点を置いており、チームのスポンサーにもなっているムルシア地方から拠点を移す可能性は否定した。

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