セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が、チームメートであるマーク・ウェバーと緊張関係にあることを認めた。
イギリスGPでは、ウェバーの新型ウイングがベッテル車に搭載され、大きな話題になった。また、イギリスGP後のインタビューでウェバーは、ベッテルと親しい友人ではないと認めている。
ベッテルとウェバーの対立は、2007年の日本GPにまでさかのぼることができる。体調が悪いながらも上位を走行していたウェバーへ、当時トロ・ロッソに所属していたベッテルが追突。これに激怒したウェバーはレース後、「いい走りをしていると思ったら、すべてを台無しにしたガキ」とベッテルを非難していた。
また、2010年のトルコGPで両者がクラッシュした際、ウェバーはクレイジーだと表現しているようなジェスチャーをベッテルが行っていた。しかしベッテルはこれまで、ウェバーとの関係について多くを語っていなかった。