ヒスパニア・レーシング(HRT)がイギリスGPでレースドライバーを交代させたのは、誤ってチーム代表コリン・コレスに送信されたeメールが原因だった可能がある。
HRTは否定したものの、ほかに妥当な説明がなかったため、スポンサー関連の問題によりHRTのレースドライバーであるブルーノ・セナがシートを失い、リザーブドライバーの山本左近がレースシートを獲得したと報じられていた。
また、今後のレースへ出場するため、左近側がチームへ500万ドル(約4億4,000万円)をオファーしたとの報道もあった。
しかし、イギリスGP開催中にHRTとセナ側がミーティングを重ねた末、次戦ドイツGP以降はセナがレースシートに復帰すると発表された。これにより、今回の一件には深い事情があるとの見方が広がっていた。