2010年F1第10戦イギリスGPが7月9日(金)、シルバーストン・サーキット(1周/5.891km、7月11日決勝52周/306.747km)で開幕し、現地時間10時(日本時間18時)から90分間、プラクティス1回目が行われ、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)がトップになった。
イギリスGP開幕の前日、日本のF1ファンにとってうれしいニュースが飛び込んできた。ブルーノ・セナ(ヒスパニア・レーシング)に代わり、リザーブドライバーの山本左近(ヒスパニア・レーシング)がレースに出場することが発表された。今後のレースで誰がレースドライバーになるのかについては、今週中に決定されるとのことだ。
また、今回のイギリスGPは、コースレイアウトが変更されてから初めてのF1開催になる。なお、このセッションでは、フォース・インディアとロータスがそれぞれ、リザーブドライバーのポール・ディ・レスタとファイルーズ・ファウジーを走らせている。
セッション開始時の天候は晴れ、気温20℃、路面温度は27℃。セッション前半は多くのクルマがガレージにとどまり、コース上ではほとんど動きがなかった。各車が走行を始めると、まずはマーク・ウェバー(レッドブル)がトップに、その後ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)がトップタイムを更新した。
セッション中盤にはセバスチャン・ベッテル(レッドブル)がトップに。その後、誰もベッテルのタイムを更新できず、ベッテルがトップでセッションが終了。ベッテルのタイムは1分32秒280だった。
2位から5位までの結果は次のとおり。
2位ルイス・ハミルトン(マクラーレン)1分32秒614、3位ロバート・クビサ(ルノー)1分32秒725、4位マーク・ウェバー(レッドブル)1分32秒747、5位エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)1分32秒968。
小林可夢偉(ザウバー)は15位、山本左近(ヒスパニア・レーシング)は24位だった。