セーフティカー関連の問題を解決へ

2010年07月01日(木)
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ヨーロッパGPで浮き彫りになったセーフティカーに関する問題を解決するため、話し合いの場が設けられる。

ルイス・ハミルトン(マクラーレン)がレース中にセーフティカーを抜き、ドライブスルーのペナルティーを受けたにもかかわらず、2位でフィニッシュしたことを受け、フェルナンド・アロンソや所属チームのフェラーリが激怒していた。

ハミルトンがセーフティカーを抜いとき、アロンソはハミルトンの直後を走っていたものの、アロンソはこのセーフティカー出動で大きく順位を落とし、最終的には8位になっていたためだ。

また、セーフティカー導入時、統括団体FIA(国際自動車連盟)から指示されたタイムよりも速く走ったとして、レース後に9名のドライバーがペナルティーを受けたが、このペナルティーに対しても不満の声が上がっている。

「ビタリー(ペトロフ)は速く走りすぎていたので、彼に対するペナルティーは納得できる。だが、ロバート(クビサ)のペナルティーは、まったく理解できない」ルノーのチーフエンジニアであるアラン・パーメインがこう語った。

さらに、セーフティカーの後ろに隊列ができていないにもかかわらず、ピットレーン出口が赤信号になっていたため、ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)が大きくタイムを失っていたことから、メルセデスGPもルールの明確化を求めている。

「しばらく青信号だったんだけど、突然、赤信号になったんだ。こんなことは正しいと思わない」とシューマッハはレース後に語っていた。

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