ペドロ・デ・ラ・ロサ(ザウバー)は、マクラーレンに残留して高い報酬を得るよりも、少ない報酬でレースに出ることを選択していた。
マクラーレンで長年テストドライバーを務めていたデ・ラ・ロサだが、今季はザウバーへ移籍し、レース復帰を果たしている。
しかし、ザウバーの2010年型車C29は期待されていたようなパフォーマンスを発揮できず、カナダGP後にデ・ラ・ロサは、「テストやリザーブドライバーに戻るとしても」、ザウバーを離れる可能性があるとコメントしていた。
だがデ・ラ・ロサは、報酬がマクラーレン時代の3分の1だとしても、レースドライバーという現在の立場に満足しているようで、次のように『El Pais(エル・パイス)』へ語った。
「僕には大きな目標があるんだ。史上最年長のチャンピオンになりたい。ファンジオ(ファン・マヌエル・ファンジオ)は45歳(実際には46歳)でタイトルを獲得しているけど、(その年になっても)変わらず速かったんだ!」