フェラーリが22日(火)、マクラーレンの元チーフエンジニアであるパット・フライが加入することを認めた。
マクラーレンで長年チーフエンジニアを務め、最近まで2011年型車の開発を担当していたフライが、フェラーリへ加入すると先日報じられていた。
情報漏えいを防ぐため、現在はいわゆる“ガーデニング休暇”中のフライだが、フェラーリの2011年型車にはフライ加入の効果が現れるとイタリアメディアは報じている。
フェラーリの発表によると、フライはアルド・コスタ(テクニカルディレクター)の部下として、7月1日にアシスタント・テクニカルディレクターに就任するとのことだ。
フェラーリはさらに、「(そのほかは)技術部門の体制に変更はない」と加えている。
フライがマクラーレンに加入したのは1993年。ベネトンからの移籍だった。
「おそらく、彼にとってはいいことだったのだろう。少し休み、一息入れることが、彼にとっては正しい決断だった」とマクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは先月にコメントしていた。