ようやくF1にデビューできたものの、所属しているヴァージンの苦戦もあり思うように成績が残せていないルーカス・ディ・グラッシだが、本人は満足していると語る。
ディ・グラッシは昨年にネルソン・ピケJr.がルノーを解雇された際、レースシートを獲得することはできず、ルノーのリザーブドライバーになっていた。
しかしディ・グラッシは、『Formule 1 Race Report(フォーミュラ1レース・レポート)』へこう語った。
「F1では、常に才能だけでどうにかなるわけじゃないんだ」
「政治的なことや、自分ではどうすることもできないものもある」
また、現在は信頼性やペースに苦しみ、今のところはチームメートであるティモ・グロックに予選で一度も勝てていないものの、ディ・グラッシは後悔していないと語る。
「F1の経験がなければ、何もないのと変わらない」
「キャリアの進展には満足している。正しい道のりを進んできたからね」
さらにディ・グラッシは、F1ドライバーとして成長するためには、ヴァージンのようなチームはいい場所だとして、次のように加えた。
「みんな学習段階にあるから、僕もミスをすることがあるっていうことだよ」