各F1チーム、ブリヂストンタイヤをもとに新車を設計

2010年05月31日(月)
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来季のF1タイヤサプライヤーが決定していないため、各F1チームは現在のブリヂストンタイヤをもとに2011年型車の設計を進めているようだ。

ブリヂストンは今季限りでF1へのタイヤ供給を終了するが、トルコGPの週末中にピレリが来季のタイヤサプライヤーになることが発表されるとみられていた。

しかし、F1復帰をあきらめていないミシュランがモータースポーツ責任者のニック・ショロックをイスタンブールに派遣。30日(日)にチーム側と90分間の会談を行った結果、来季のタイヤサプライヤーが発表されることがないままトルコGPは終了した。

「もうしばらくかかりそうだ」メルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウンは、『Reuters(ロイター)』へこう語った。

しかし、デザイナーはこれ以上待つことはできず、主要チームは懸念を深めている。

「すでに遅れているというのに、これ以上この問題に時間を浪費できない」とフェラーリのステファノ・ドメニカリ(チーム代表)がコメントした。

ブラウンによると、チーム側は2011年に希望するタイヤの「技術詳細」を作成し、これによって来年へ向けた計画を進めているようだ。

「他に何も情報がないので、われわれのクルマは現行タイヤをもとに設計されている」とブラウンは加えた。

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