フェリペ・マッサ(フェラーリ)のマネジャーが、フェラーリにはマッサとの契約を更新する意志があると認めた。
マッサは、今年チームメートになったフェルナンド・アロンソのペースについていけなかったため、マッサのマネジャーであるニコラ・トッドが他チームとも2011年に向けて交渉を行っていると報じられていた。
しかし、イスタンブールを得意にするマッサはトルコGPの予選でアロンソに勝ち、トッドは他チームとの交渉を否定した。
「F1はうわさ話に満ちているが、そういったうわさは多くの場合、事実に反している」と語るトッドのコメントを『Europe 1(ヨーロッパ1)』が報じている。
今週には、フェラーリのドライバーラインアップは来季も変わらないと思うか質問されたフェラーリのステファノ・ドメニカリ(チーム代表)が、「イエス」と答えていた。
「フェリペは2001年からフェラーリとの契約下にあり、2006年からは正ドライバーになった。彼は、今後も継続することを希望している」
「最近のフェラーリとの交渉から、お互いに同じことを希望しているという感触を得ている」とトッドは加えた。
また、今シーズンこれまでのマッサのパフォーマンスが悪かったため、シートを奪われて当然だとの意見に対してトッドは、次のように反論した。
「素晴らしいとは言えない状況でも、彼は選手権リーダーから17ポイントしか離されておらず、全戦で完走してポイントを獲得している、数少ないドライバーの1人だ」
「状況を脚色するのはよくない」