フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長が、今年でフェラーリとの契約が切れるフェリペ・マッサが来年も残留することを示唆した。
マッサは2006年にフェラーリのレースドライバーになり、ミハエル・シューマッハ(現メルセデスGP)、キミ・ライコネン、そして今シーズンはフェルナンド・アロンソと、常に評価の高いドライバーのチームメートになってきた。しかし今シーズンは、フェラーリの2010年型車F10で苦戦している。
フェラーリが、来年はロバート・クビサ(ルノー)やマーク・ウェバー(レッドブル)とマッサを交代させることを検討しているとのうわさもある。
そんな中、『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』の記者ピーノ・アッリエービは、シートを維持するために、マッサは何をする必要があるのかモンテゼモーロへ質問した。
「これまでと同じように続けることだ。同じ情熱を持って、彼の利益、そしてチームの利益を考えることだ」とモンテゼモーロは答えた。