今シーズンは不調が続き、シート喪失のうわさも出てきたフェリペ・マッサ(フェラーリ)だが、今週末のトルコGPで復活することを狙っている。
これまでトルコでは、5回F1が開催されてきたが、マッサは2006年から2008年まで3年連続でポール・トゥー・ウィンを達成していた。
「僕のお気に入りのコースだと言えるだろうね」とマッサ本人も『Blick(ブリック)』紙へ語り、エイペックスが4つあるターン8で有名なイスタンブール・パークが得意なコースであると認めた。
今週前半のイスタンブールでは雨が予報されているものの、グランプリは暖かいドライコンディションで行われるとみられており、天候面での波乱が起きる可能性は低い。
マッサとフェラーリの契約は今年の12月までになっているが、今は契約のことではなく、フェラーリの2010年型車F10をより走らせやすいクルマにすることに集中するとマッサは語る。
「重要になるのは、チーム内での僕の働きと、将来へ向けた準備だけだよ」
「マイケル(ミハエル・シューマッハ/現メルセデスGP)のチームメートとしてチームに加わり、キミ(ライコネン)ともチームメートになって、今はフェルナンド(アロンソ)がチームメート。みんな強力なドライバーだ」
「チーム内では、僕に対する敬意が大きいと感じるし、それが大切なことなんだよ」とのマッサのコメントを『Le Nouvel Observateur(ル・ヌーベル・オブセルバトゥール)』が報じている。