ブリアトーレ、F1のスポンサー獲得役に就任か

2010年05月24日(月)
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フラビオ・ブリアトーレはモナコGPに姿を見せていたが、これはF1復帰へ向けた計画の一部だったと報じられている。

ブリアトーレは、ルノー在籍時にドライバーへ故意にクラッシュすることを指示したとして、2012年末までF1に直接関与することを禁じられている。またブリアトーレ本人も、チーム代表としてF1に復帰することはないとコメントしていた。

だが『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』は、ブリアトーレがモナコで、F1最高権威バーニー・エクレストンとともに「繊細な交渉」を行っていたと報じている。

この報道によると、79歳のエクレストンはまだ引退を予定していないものの、自身が行っている業務の一部を他の者に任せる意志があり、「ブリアトーレを最適な後任者として見ている」ようだ。

『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙はさらに、ブリアトーレが間もなく、F1の運営を行うフォーミュラ・ワン・マネジメントで新スポンサー獲得の責任者になるとするイギリスメディアの情報も掲載した。

これによると、エクレストンはグランプリ開催地やプロモーター、政府との交渉を楽しんでおり、その業務を他人に任せるつもりはないとのこと。

エクレストンは先月、自身の友人でありビジネスのパートナーでもあるブリアトーレがすぐに、「F1を宣伝する役職に就く」可能性があると語っていた。

また、昨年にF1チーム側と統括団体FIA(国際自動車連盟)が対立した際、ブリアトーレらを中心にしたチーム側が代替シリーズを設立するとFIAにプレッシャーをかけていたが、前FIA会長マックス・モズレーはブリアトーレについて、「自分をバーニーだと思っている」と語っていた。

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