ルノーはロバート・クビサを中心にしたチーム作りを目指している。
クビサについては2011年のフェラーリ移籍もうわさされているが、ルノーチームの会長ジェラルド・ロペスがこのように語っていた。
自動車メーカーであるルノーは、2009年末にチーム株式の大部分を売却。チーム体制も大きく変わったが、今シーズンのルノーが開幕から堅実な成績を残しているのは、クビサの功績が大きいとされている。
モナコGPではフロントローを獲得するなど、さらなる輝きを見せるクビサだが、ロペスはルノーチームが今後もクビサとともに歩んでいくことを希望していると認めた。
「彼はレーシングドライバーとしてはユニークなポジションにいる。彼を中心にしたチーム作りが行われており、われわれはその成り行きを見ている」とのロペスのコメントを『AFP』通信が報じた。
さらにロペスはモナコで、ペトロサウジのCEOであり、自身の友人でもあるタレク・オバイドへチーム株式の一部を売却したことも発表している。
クビサ本人は自身の将来についてコメントしようとしていない。