レッドブルのセバスチャン・ベッテルは、3位でスペインGPをフィニッシュした。
セバスチャン・ベッテル
「今日は、いろいろな事が僕の不利な方向になった。スタートは問題なかったよ。マーク(ウェバー/チーム代表)を抜くチャンスはなかったけど、リスクを冒す価値もなかったからね。かなり滑りやすかったから、アウト側からいきたくなかったんだ」
「今日の僕には速さが足りなかった。クルマのバランスにかなり苦しんでいたんだ。クルマが速くて、今日のマークは異次元だったけど、いろいろな理由から僕にとっては厳しかった」
「いくつか問題があったんだ。運もなくてピットストップに時間がかかった。フェラーリが通り過ぎるのを待たなきゃいけなくて、その後にはジェンソン(バトン/マクラーレン)が入ってきたから、かなり長く感じたよ! タイムもポジションも失ったんだ」
「ルイス(ハミルトン/マクラーレン)がピットアウトしてくると接近戦になったけど、彼を抜くことは不可能だった。クルマの感触はよくなっていったけど、近づいていけても、抜くチャンスはなかった」
「残り15周になったところで、左フロントのブレーキがダメになって、ペースを落とさなければいけなくなった。でもありがたいことに、後ろのミハエル(シューマッハ/メルセデスGP)との差は大きかった」
「3位は悪いポジションじゃないから、どんな気分になればいいのか分からないけど、今日は望まないことがいろいろと起きて厳しいレースになっていたと思う。何ポイントか取れたのはいいことだし、クルマは速かったけど、厳しいレースだったよ」