ピレリが来季のF1へタイヤを供給するために動き出していることは間違いないようだ。
先週にはピレリの株主会議が行われたと報じられていたが、会長のマルコ・トレンケッティは、条件さえ合えばピレリがF1参戦に興味を抱く可能性はあると語っていた。
トレンケッティは、F1のタイヤサイズが変更され、経済的にも許容できるものであれば、ピレリが「より大きな関心を持ってこの世界(F1)のことを検討する」と話している。
トレンケッティのこの発言にもかかわらず、28日(水)に行われたFOTA(フォーミュラ1チームズ・アソシエーション)の会議では多くの会話がミシュランかエイボンから選択するというものだったとウィリアムズのサム・マイケル(テクニカルディレクター)が明かした。
しかし、ピレリは29日(木)に声明の中で、「F1選手権の全チームにタイヤを供給するオファーを行う」と発表した。
ピレリによると、スペインGP開幕前の5日(水)にバルセロナでプレゼンテーションが行われるようだ。