26日(月)に行われたスポンサーイベントで、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)の親指に保険がかけられていることが明らかになった。
フェラーリのスポンサーであるサンタンデールによると、アロンソの生命と親指に、1,000万ユーロ(約12億5,000万円)もの保険がかけられているという。
アロンソの親指にも保険がかけられている理由について、サンタンデールは次のように声明の中で説明した。
「アロンソの親指は、F1マシンを走らせるのに不可欠であるのと同時に、大きなシンボルで、勝利を示すサインでもある。そのため、すべてがコントロール下に置かれ、万全に守られている」
アロンソの親指については、フェラーリも「フェルナンド・アロンソの親指は安全だ」の一文で始まるプレスリリースで保険がかけられたことを発表している。
そのアロンソは現在、選手権リーダーであるジェンソン・バトン(マクラーレン)から11ポイントの差をつけられているが、2010年シーズンの出だしには満足していると語った。
「日曜(18日)の夜には上海で、いろいろなことに満足できずにいた。でも冷静になった今、だいぶ満足することができているよ」
さらにアロンソは、ルノーに所属していた2008年と2009年にはタイトルを勝ち取れないと分かっていたと明かしつつ、こう加えた。
「常にポテンシャルどおりのものを得られるわけじゃないけど、僕たちはタイトルを争っているし、それが何よりも重要なことだよ」