ハミルトンとベッテルに戒告処分

2010年04月19日(月)
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中国GP決勝中にピットレーンで起きた一件により、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)とセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が戒告処分を受けた。

中国GPの序盤、ハミルトンとベッテルはサイド・バイ・サイドのままピットへ向かい、ここではハミルトンがベッテルの前に出ることに成功。しかしピットでの作業を終えたベッテルがピットレーンを走行中、ハミルトンはベッテルの横に並ぶ形でピットレーンを走行した。

だが、ピットレーンを並走中、ベッテルはハミルトンよりもやや前に出ていたものの、ハミルトンに対して幅寄せをするような動きも見せていた。

レース終了後、元F1ドライバーであるアレキサンダー・ブルツを含むスチュワード団がこの一件を審議、ベッテルとハミルトン双方が危険な走行をしたと判断したものの、両者を戒告処分として、タイム加算などのペナルティーは科さないことを発表した。

しかし、この一件がスチュワードの審議対象になっていたことをハミルトンはチームから知らされていなかったようで、審議があることをレース後の記者会見で知ったハミルトンはこう語っていた。

「僕としては、問題なかったと思うよ。ホイールが接触したけど、それ以外はフェアだったと思う。いいレースだったよ」

しかし、ベッテルはハミルトンのドライビングに納得できておらず、「なぜ彼が僕に接触しようとしてきたのか分からない」と不満な様子だった。

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