ルノーのロバート・クビサが、中国GPを前にした心境を語った。
Q:ロバート、マレーシアでは力強い週末を過ごし、4位でレースを終えましたね。あの結果には満足ですか?
ロバート・クビサ(以下、クビサ):もし週末が始まる前に4位をくれると言われたら、それを受け取っていただろうね。オーストラリアのように、チーム全体が力強いパフォーマンスを見せていたし、全体的にいい週末になった。
クビサ:予選では正しい判断を下すことができて、天候コンディションにうまく対応できた。レースでもスタートでいくつかポジションを上げられて、これが最終的なリザルトに大きな影響を与えた。2レースで30ポイント獲得できたのは素晴らしいことだし、まさに願っていたとおりだよ。
Q:チームはレースごとにクルマを進化させています。クルマが向上していることを感じられますか?
クビサ:チームが懸命に働いていて、レースごとに新パーツを持ち込んでいるのは最高なんだけど、ドライバーとしてはクルマの進化を判断するのは難しいんだ。毎週、違うサーキット、違う天候のコンディションで走っているからね。
クビサ:例えば、セパンとメルボルンは大きく異なったサーキットで、クルマが要求されるものも違ってくる。でも、データでは、クルマがどんどん良くなっていることを確認できているよ。
Q:今週末の中国GPを楽しみにしていますか?
クビサ:特にお気に入りのグランプリというわけじゃないけど、取れるポイントはどのレースも同じだから、重要度はどのレースでも変わらない。ターン1のように変わったコーナーもあるから、コースはかなり面白いよ。ターン1はほぼ360度回り込むような感じで、技術的に難しいんだ。
クビサ:レイアウトとしてはセパンに似ていて、高速から低速のコーナーまであるから、僕たちは競争力を発揮できると思う。それに、上位との差を縮めるため、いくつかアップデートも持ち込むつもりだよ。
Q:これまでのシーズンを振り返ってみていかがですか?
クビサ:もちろん、バーレーンではとてもガッカリしたけど、この2レースで取り戻せたのはいいことだね。僕たちのクルマが最速じゃないってことは分かっているけど、レースでは良い判断をできていたから、僕たちはこの結果にふさわしいと思っているよ。
クビサ:今年は何もサプライズはないと思う。レッドブル、マクラーレン、フェラーリがトップ3になっているけど、ほとんどのチームのパフォーマンスがかなり接近している。僕たちはメルセデスGPと一緒に彼らのすぐ後ろにいて、フォース・インディア、ウィリアムズ、トロ・ロッソも激しい戦いをしている。
クビサ:かなりの接近戦だし、上位との差を縮めて、後ろにいるチームに対するアドバンテージを維持するには、懸命な作業を続けていく必要がある。