ホセ・マリア・ロペスは、将来にF1へ再び挑戦する可能性を否定していない。
ロペスはUSF1と契約を結んだものの、USF1が2010年のF1参戦を断念してしまったため、ロペスのF1デビューも実現しなかった。
ロペスは15日(月)、母国アルゼンチンの自動車クラブで国内メディアの取材を受けた。
「彼ら(USF1)のことを信頼していたし、自分自身のことについては僕に責任があるから、彼らが僕をだましたのかどうかなんて考えるつもりはない」こう語るロペスは、すでにUSF1へ80万ドル(約7,200万円)以上を支払っている。
しかしロペスは、自身だけではなく、マネジャーやアドバイザーたち、そしてF1最高権威バーニー・エクレストンや、統括団体FIA(国際自動車連盟)もUSF1を信用していたと語った。
「みんな彼らのやっていることを信じていたけど、そしたら僕たちの認識が間違っていたことを示すものが出てきた」
「シャーロット(USF1本拠地)へ行ったとき、話とは違うものもあったけど、それでも信用していた」とロペスは加えている。
ロペスはすでに、アルゼンチン国内のレースへ復帰するためにテストを再開しているが、F1でのチャンスからも目を離さないようにしているとして、こう話した。
「もし何かをするなら、本気だということを保証できる将来へ向けたプロジェクトになるだろう。新しいプロジェクトを始める準備はできているよ」