フェリペ・マッサ(フェラーリ)は7日(日)、F1に規模の小さい3チームが参入するのは「F1にとってよくないこと」との発言について弁明を行った。
つい最近にはフェラーリが、厳しい状況が続くヴァージン、ロータス、カンポス(現ヒスパニア・レーシング)といったチームを非難していた。
そして先日、『Corriere della Sera(コリエーレ・デラ・セーラ)』紙とのインタビューを翻訳したものがフェラーリの公式ウェブサイトに掲載され、その中でマッサも新チームに対する批判的な発言を行っていた。
「F1にとってよくないことだし、彼らにとってもよくない。まるで2つの違うシリーズだよ」との発言をフェラーリが公式ウェブサイトに掲載している。
しかしマッサは、7日(日)にインテルラゴスで行われたサンタンデールのスポンサーイベントで、F1のグリッドに多くのチームが並ぶことには反対していないと語った。
「僕が新チームについて批判的なことを言っているという記事を読んだよ」とマッサは『Globo(グローボ)』へコメントし、さらに続けた。
「僕はそんなこと言ってない。ただ、(既存チームとのラップ)タイムの差が大きすぎると言っただけなんだ」
「3秒遅いクルマがいるっていうのは、誰にとってもいいことじゃない。F1にとっても、見ているファンにとっても、そして彼ら自身にとってもね」
「実際のところ、僕は新チームが来ることに賛成なんだよ。チームが増えればレースも面白くなるからね」