ジャック・ビルヌーブが、ステファンGPと契約間近だとの報道を否定した。
ステファンGPは2010年からのF1参戦を目指しており、1人目のドライバーとして中嶋一貴を起用することをすでに明かしている。
また、チーム代表のゾラン・ステファノビッチがビルヌーブとも契約間近だと語っていたが、これを否定するビルヌーブのコメントが『SPEEDtv.com』に掲載された。
「今どういった状況になっているのか確認するため、少し前にステファノビッチと話をした。最近報道されているようなことについての話じゃないよ。まだその前の段階だ。僕は直接かかわっていないしね」
ステファンGPはトヨタが2010年に向けて開発していたパッケージで参戦の準備を進めているが、もし参戦が認められれば、ステファンGPが新規チームの中でのトップになるとビルヌーブは語っている。
ビルヌーブはステファンGPに興味を持っていると認めつつ、こう加えた。
「もし参戦するのなら、僕もかなり興味を持つと思う。真剣なチームなようだからね」
「去年、トヨタのクルマは悪くなかったし、開発も続けられていた。他の新チームよりも上にいるだろうね」
「問題はテストできないことだよ。何もできない。それが少し問題になるね。でも、基礎がいいことに変わりはない。悪いものにはならないだろうし、十分にエキサイティングだと思う」とビルヌーブは加えた。