ヴァージングループのリチャード・ブランソン会長は、真っ赤なエアアジアのフライトアテンダントの制服とともにアブダビを去った。
これは、エアアジアのCEOであり、ロータスのチーム代表でもあるトニー・フェルナンデスから支給されたもの。ともに格安航空会社を運営するブランソンとフェルナンデスは、シーズン開幕時に、ある賭けを行っていた。
コンストラクターズ選手権で負けたほうが、相手の航空会社のフライトアテンダントになり、乗務するというものだった。
最終戦アブダビGPの結果、ロータスがコンストラクターズ選手権10位、ヴァージンが12位になり、ブランソンの敗北が決定した。
「彼は、フライトを通して働くことになる。接客をし、清掃もするだろう、トイレの清掃もすることになる」とのフェルナンデスのコメントを『Reuters(ロイター)』が報じた。
「ロンドン・クアラルンプール路線に注目だ」とフェルナンデスはTwitterでつぶやいていた。
一方のブランソンも、笑いながら次のように話している。
「唯一の救いは、われわれが彼の会社を20%所有しているので、自分たちが出資している会社を少し宣伝をできるという点だ」