2011年は、ウィリアムズがライバルチームに油圧システムとギアボックスを供給する可能性がある。ウィリアムズのスポークスマンが認めた。
ウィリアムズが来季、ヴァージン、ヒスパニア・レーシング、ロータスなどへ油圧システムを供給する可能性があることはすでに報じられていた。
今シーズンからF1に参戦した上記3チームは、統括団体FIA(国際自動車連盟)が手配したXトラック製の油圧システムを使用しているが、このシステムには問題が多かった。そのため、ロータスは来季、ルノーからの技術サポートを受けるとも言われており、ほかのチームにはウィリアムズが技術サポートを行うと報じられた。
そんな中、ウィリアムズのスポークスマンは7日(火)、ウィリアムズがギアボックスを供給する可能性もあるとして、次のようにコメントした。
「油圧とギアボックスについて問い合わせがあった。われわれとしては、供給を拒むことはない。だが、現時点では、何も合意はない」