ジェンソン・バトン、最後までチャンピオンを目指して戦う

2010年10月30日(土)
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2010年のF1チャンピオンになる可能性がほぼなくなり、チームメートのルイス・ハミルトン(マクラーレン)からも協力を求められたジェンソン・バトンだが、最後の瞬間まで王座を目指して戦うと語った。

韓国GPでポイントを獲得できず、数字上はチャンピオンになる可能性を残しているものの、現実的にはチャンピオン争いから脱落したバトン。しかし、チームメートのハミルトンは、チャンピオンになれる可能性がバトンよりも高い。

そのためハミルトンは、チームメートのバトンがサポートしてくれたら「素晴らしい」と語っていた。また、マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュも、「ブラジルへ到着するまでに」、チームとしての今後の戦略変更を話し合うと認めた。

しかしバトンは、次のように数字上の可能性がなくなるまで戦い続けることを宣言した。

「(チャンピオンになる)可能性は低くなったけど、もしあきらめたら、この先の人生でずっと後悔すると思う」

「F1では…実際にすべてが終わるまで戦いが続くことをすぐに学ぶものなんだ」

しかし、選手権トップに立っているフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)も、バトンが事実上はチャンピオン争いから脱落したと語っている。

「彼の前には4人いる。その4人が誰もポイントを獲得できないとは考えにくいよ」とアロンソはコメントしていた。

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