マクラーレンのジェンソン・バトンが、ブラジルGPを前にした心境を語った。
ジェンソン・バトン
「ブラジルGPは、僕にとって特別なレースなんだ。去年、世界チャンピオンになった場所だからね。あれ以来、あそこへ行くのは初めてだから、とても楽しみにしているよ」
「インテルラゴス(ブラジルGP開催地)は、信じられないコースだよ。激しいレースをできる場所で、ミスをすれば必ず何かを失って、攻める価値のあるコースなんだ。僕たちのパッケージは、このサーキットにぴったりだと思う」
「去年ここで、大切なことを学んだ。チームメートがポールポジションを獲得した一方で、僕は予選14番手だったんだ。もうほぼ終わりだと思ったところで、ためらいはすべて投げ捨てて、僕のF1キャリアの中でも最も攻撃的な、最高の走りをできた」
「今週末も同じようにやるよ。チャンピオン争いにとどまるには、僕が良い成績を残さないといけないだけではなく、ほかのドライバーがポイント獲得に失敗する必要もある」
「現状のポイント数を考えれば、僕がチャンピオン争いに残るにはかなり苦労することになる。でも、戦いに残るため、全力を尽くすよ。僕は2009年のチャンピオンになるため、懸命に戦った。戦わずにチャンピオンをあきらめるようなことはしない」