ジェンソン・バトン、強盗襲撃の様子を語る 「とても怖かった」

2010年11月07日(日)
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マシンガンで武装した強盗に襲撃される寸前だったジェンソン・バトン(マクラーレン)が、当時の様子を語っている。

ブラジルGPの予選終了後、サーキットからホテルへ戻るバトンの車が、マシンガンで武装した強盗に襲撃されそうになっていた。しかし、マクラーレンのドライバー2人は防弾処理が施された車に乗っており、特別な訓練を受けた武装警官がこの車を運転している。

この警官の活躍により、バトンは被害を免れたが、当時の様子について語るバトンのコメントを、『Autosport(オートスポーツ)』が報じている。

「とても怖かったよ。初めは、起きていることが信じられなかった」

「僕たちは信号で止まったんだ、3列目ぐらいだった。僕たちの運転手は、いつものように、早めに車を止めた。前の車のすぐ後ろには止めなかったんだ。右のほうを見ていたら、道路の脇、建物の入り口のところに何人かが集まっているのが見えた。彼らはただそこに立っていたんだ」

「少しおかしいなとも思ったけど、そしたらリチャード(ゴダード/マネジャー)が、その中の1人が警棒を持っていることに気付いた。それに僕も、その中の1人がズボンの中にある何かをいじくっていることに気付いたんだけど、それは銃だった」

「僕がそれを伝えるとドライバーも見て、ドライバーに見られたのを彼らが確認すると、僕たちの車に向かって走り始めた」

「ドライバーは車の向きを変え、アクセルを全開にしたんだ。僕たちは6台の車に挟まれていて、十分なスペースがあるようには思えなかった。その場を離れるため、その車すべてに衝突したよ」

「僕たちは何とかその場を離れることができて、振り返ってみると、2人が銃を持っていた。1人はとてもシンプルな拳銃を持っていたけど、もう1人はマシンガンのようなものを持っていた」

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