ブルーノ・セナ(ヒスパニア・レーシング)が、ロータスと2011年の契約交渉を行っているようだ。
これを報じたのはブラジルの『Globo Esporte(グローボ・エスポルチ)』。ロータスは、来年にルノーエンジンを搭載するとみられていることから、ロータス・ルノーと『セナ』という伝説の組み合わせが復活する可能性も出てきた。
2010年に、ヒスパニア・レーシング(HRT)でF1デビューを果たしたセナ。しかし、チームは経済的にも苦しい状態が続いており、セナは活躍できずにいた。
「ブルーノ・セナは、より良い環境を手に入れようとしている」
「彼はロータスと交渉しており、この交渉は順調に進んでいる」と『Globo Esporte(グローボ・エスポルチ)』は報じ、セナがロータスに加入した場合には、現ドライバーであるヤルノ・トゥルーリがロータスを離脱する可能性が高いと伝えた。
『Globo Esporte(グローボ・エスポルチ)』はセナに「近い筋」の話として、セナの個人スポンサーが合意しない限り、セナは契約を結べないと報じているが、「複数の企業」との交渉がすでに始まっているという。
セナの叔父である伝説的F1ドライバー、アイルトン・セナは、1985年と1986年にルノーエンジンを搭載したロータスでF1を戦った。この間、アイルトンは4勝を記録するなどの活躍を見せていた。