2010年にフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)がチャンピオンになるのを止められるのは、「大惨事」だけだ。
こう語ったのは、ルノーの元マネジングディレクターであるフラビオ・ブリアトーレ。ブリアトーレは、チャンピオン争いはアロンソとマーク・ウェバー(レッドブル)の一騎打ちになったとも語っている。
「大惨事がない限り、アロンソがチャンピオンになり損ねることはない」
「ベッテル(セバスチャン/レッドブル)は、(チャンピオンになるのが)不可能だ。ハミルトン(ルイス・ハミルトン/マクラーレン)も同じだよ。チャンピオンになれるのは、アロンソとウェバーだけだ」
「アロンソのチャンスは80%だと見ている。だが、レッドブルが戦略を変えた場合には話が違う」
「アロンソは、いつも変わらない走りをしていた。フェラーリが良くなり、信頼性が向上しただけだ」
ブリアトーレはさらに、ベッテルをチャンピオンにする可能性をあきらめ、ウェバーに集中しないレッドブルを非難。「最高のクルマを手にしているのに、選手権を逃そうとしている」と語った。
F1ドライバーのマネジメントも行っているブリアトーレは、アロンソのマネジャーをしていた。一方、ウェバーのマネジメントを現在でも行っている。