ベルギーの政治家が、スパ・フランコルシャンでのベルギーGP開催が終了するとのうわさを否定した。
ドライバーやファンからの人気が高いスパだが、開催権料の支払いに苦心しているとの報道が続いていた。そんな中でF1最高権威のバーニー・エクレストンは先日、アジアや中東地域などで拡大を続けるF1が新規開催国を迎えるため、ベルギーGPの開催が終了する可能性があると認めていた。
これに対し、スパがあるワロン地域の経済大臣ジャン・クロード・マルクールは、慎重な姿勢を見せている。
「F1は、さらにグローバル化が進んでいる。そして、(F1カレンダーに)加わるため、費用を出し惜しみしない国もいくつかある」
「だが、この状況をいたずらに脚色するべきではない。今も交渉が続いている」とマルクール大臣は『Belga(ベルガ)通信』へ語った。