小林可夢偉、「鈴鹿に向けてはいい手応えを感じてます」

2010年08月31日(火)
小林可夢偉、「鈴鹿に向けてはいい手応えを感じてます」 thumbnail

小林可夢偉(ザウバー)が、ポイント獲得を果たしたベルギーGP後、「鈴鹿に向けてはいい手応えを感じてます」と語った。

ベルギーGPの舞台になったスパ・フランコルシャンは、F1ドライバーからも人気の高いコース。可夢偉もスパを楽しみにしていたようで、自身の公式ウェブサイトに掲載したレースレポートの中で次のように語っている。

「スパ・フランコルシャンは高速コースだし、中速コーナーも多くて、クルマにも合っている。僕自身もこういうコースは普通なら速いので、楽しみでした。もし晴れで走れたらすごく気持ちいいコースなんですけど、雨だと前のクルマの水しぶきで本当に前が見えなくなっちゃうんです。だからできるだけ予選で前に行ければと思っていたんですけどね(苦笑)」

そして迎えた予選、雨が弱くなったところでドライタイヤに交換した可夢偉だが、タイヤを交換するタイミングが早すぎたため、まだドライタイヤで走れるほど路面は乾いていなかった。結局、可夢偉はQ1で脱落、その予選を可夢偉はこう振り返った。

「予選の第1セッションが始まるときに、『雨が降るから早く出させて』と無線でお願いしたんですけど、10台以上前にいる状況でコースインすることになったんですが、とにかくみんなタイムを出そうと、最終コーナーとかぐちゃぐちゃに走ってましたよ」

「その後、赤旗を挟んでもう一回ドライタイヤで出て行ったときには雨がけっこう降っていて、ターン8から先はほとんどがぬれてました。僕の目の前でクルマがスピンしていたんで、避けようと思ってグラベルに出たんですけど、あの時は戻って来れたし、大きな問題ではなかったですね」

「ただ、ドライタイヤは溝がないし、路面がぬれ出すとすごい滑るんです。だから浅溝のインターミディエイトに履き替えてコースに出たんですけど、アウトラップでエンジニアからタイヤをどうする? って聞いてきたんですね」

この記事をシェアする
関連トピックス
関連記事
前後の記事

前後の記事
F1 2010 ニュース一覧