スポンサー不足を嘆く現役F1ドライバー

2010年10月22日(金)
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2人のドイツ人ドライバーが21日(木)、スポンサーが足りないことによって自分たちが2011年、F1のグリッドにつくチャンスが台無しにされていると嘆いた。

ニック・ハイドフェルド(ザウバー)とニコ・ヒュルケンベルグ(ウィリアムズ)の2人である。この2人は高い評価を受けているものの、来季レースドライバーとしてF1に残留できるかはっきりしていない。

ハイドフェルドの2011年のシートは、すでにテルメックスというスポンサーを持ち込むルーキーのセルジオ・ペレスに奪われている。一方、ウィリアムズはGP2の新チャンピオン、パストール・マルドナードが持ち込むとされるベネズエラのスポンサーを狙っているとされる。

マルドナードがウィリアムズに加入した場合、ヒュルケンベルグは新しいシートを求めることになる。

ヒュルケンベルグは、「僕にとって重要なのは才能だ。チームも同じように考えているといいね」と『SID通信』にコメントを残し、次のように続けた。

「もし本当に終わってしまうなら、すごくガッカリだよ」

ハイドフェルドの前任者であるペドロ・デ・ラ・ロサは今週、もし自分がもっとスポンサーを確保できていれば、「間違いなく」ザウバーで走っていたはずだと語っている。

ハイドフェルドは「残念ながらこれが今のF1だ。走りだけではない。才能、スピード、それからエンジニアリング面で何をもたらすことができるかだけでもない」と述べ、次のように嘆いた。

「僕はほかのドライバーと違って、スポンサーがいないからね」

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