ウィリアムズのルーキー、ニコ・ヒュルケンベルグが、2010年限りでシートを失う可能性がある。
『Autosprint(オートスプリント)』の報道によると、ウィリアムズはRBSやフィリップスなど、スポンサーを4社同時に失うようだ。
その一方、ヒュルケンベルグのマネジャーであるウィリー・ウェバーはウィリアムズ側に対し、ヒュルケンベルグの報酬アップを要求しているという。
ヒュルケンベルグの後任候補として、まず名前が挙がっているのはパストール・マルドナード。GP2の2010年チャンピオンである。
マルドナードは、母国ベネズエラの国営石油企業PDVSAからの支援を受けており、ザウバーへの加入を希望していた。しかしザウバーは、来季スポンサーであるテルメックスの支援を受けたセルジオ・ペレスと契約を結んだ。
ウィリアムズの共同オーナーであるトト・ヴォルフは先週、2011年ドライバーについて「電撃的に早い」決断は予定していないとして、『Kleine Zeitung(クライネ・ツァイトゥング)』へこう語った。
「私は、(現在の)ドライバーラインアップにとても満足している」