フォース・インディア、2011年シートは「1つ空席」

2010年10月08日(金)
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フォース・インディアの来季シートには空席があることを、チーム側が認めた。

前戦シンガポールGPのパドックでは、フォース・インディアのリザーブドライバーであり、今シーズンは金曜のフリー走行に出走することも多いポール・ディ・レスタが、2011年のレースドライバー契約を結んだとの憶測が広がっていた。

今シーズンの成績を見ると、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)よりもチームメートのビタントニオ・リウッツィのほうが獲得ポイント数は少ないことから、リウッツィがシートを失うとの意見が有力だった。

しかし、リウッツィは『ESPNF1.com』のコラムで、もしディ・レスタが2011年のレースドライバー契約を結んだとしたら、「それはエイドリアンが離脱することを意味する。僕には契約があるからね」と書き、こう続けた。

「数週間でもっと情報が明らかになるけど、メディアでのうわさについては心配していないよ」

スーティルはフォース・インディアの内外から高く評価されているものの、2011年はルノーかメルセデスGPへの移籍もうわさされている。

しかし、フォース・インディアのオットマー・サフナウアーCOOは、結論を出すには約1ヶ月かかるとして、『Autosport(オートスポーツ)』へ次のようにコメントした。

「どうするのか、まだ何も決めていない」

「状況を見極めてから決断をするという、ぜいたくな状態だと思う。だが、シートは1つ空席になっている」

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