ザウバーの新スポンサー、チーム内での支配力を否定

2010年10月06日(水)
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ザウバーの新スポンサーに決定したテルメックスは、チームの支配権を一部獲得したとの憶測を否定している。

世界有数の大富豪カルロス・スリムの通信会社テルメックスは、ザウバーとパートナーシップ契約を結び、2011年からザウバーのクルマには、テルメックスのロゴが大々的に掲載されることになった。

また、ザウバーはテルメックスと契約したことを発表するのと同時に、テルメックスの支援を受けるセルジオ・ペレスが来季のドライバーになることも発表している。

以前から、スリムがザウバーを買収するとうわさされていたことから、今回の契約で、スリムがザウバー買収の第一段階に着手したとの見方もあった。しかし、ザウバーのチーム代表ペーター・ザウバーはチーム売却の可能性を否定。スリムの息子であるカルロス・スリム・ドミットも単なるスポンサー契約だと主張した。

ザウバー側は、現ドライバーである小林可夢偉とニック・ハイドフェルドというラインアップの維持を希望しているとみられていた。しかし、結局はハイドフェルドが残留しないことになったことから、テルメックスが大きな発言権を手に入れたとの憶測が広がった。

「われわれは単なる協力者に過ぎない。チームの体制を決め、決定を下すのは彼らの仕事だ」

「これは、商業的な協力関係だよ」とスリム・ドミットはメキシコのメディアへ語っている。

スリム・ドミットはさらに、テルメックスがペレスとの契約をスポンサーシップの条件にしていたとのうわさも否定。テルメックスがザウバーへのスポンサーシップを決断する前に、ペレスとの契約が結ばれていたと語っている。

なお、2011年にザウバーのリザーブドライバーになることが決定しているエステバン・グティエレスも、テルメックスが支援するドライバーである。

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