韓国のF1サーキット、日本GP決勝日に舗装が完了予定

2010年10月07日(木)
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韓国GPの舞台になる韓国インターナショナル・サーキットの関係者は、サーキットが完成に近づいたと語っている。

サーキット建設が遅れたことから、統括団体FIA(国際自動車連盟)は、グランプリ開催直前までサーキット査察を延期するという異例の措置を取っている。

しかし、レース主催者であるKAVOの広報責任者キム・ジェホは、工事が「98%から99%完了している」と『Korea Times(コリア・タイムズ)』へ語った。

最後の重要な作業はコース路面の最上層の舗装工事だが、重要度の低いほかの部分は未完成になる可能性が高いとみられている。

「査察で最優先になるのは安全面やコースの適性であり、きれいさや仮設スタンドは重要視されないだろう」とキムも認める。

最上層の舗装工事は、5日(火)に始まったものの、6日間かかる工事であるため、日本GPの決勝が行われる10日(日)まで作業が続くことになる。そして11日(月)には、FIAのレースディレクターも務めるチャーリー・ホワイティングがサーキットを査察する予定だ。

「査察までに残された作業は、コースの路面のみだ」とキムも語っている。

F1の最高権威バーニー・エクレストンは先日、サーキット査察の日程延期を認めたのは「非常に危険」なことだと発言していた。しかし、過去にはほかのサーキットも、同じような状況になっていたとの報道もある。

「われわれも期限を守ろうとした」

「だが、天候が最大の敵になった。例年とは異なり、今年は非常に雨が多かったためだ」

「正直に言って、われわれ(韓国)にはサーキット建設の経験があまりない。しかし、建設に遅れは生じたものの、このコースと施設によって、レース開催に完ぺきな環境が整えられる」

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