ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)が、韓国GPでのクラッシュについて、マーク・ウェバー(レッドブル)が謝罪してきたことを明かした。
韓国GPの決勝中、ウェバーは縁石でバランスを崩してウォールにクラッシュ。その後、ウェバーのクルマはウォールで止まることなくコースを横切り、ロズベルグと接触し、ロズベルグもリタイアに追い込まれていた。
ウェバーがブレーキを踏んですぐにクルマを止めなかったことについて、元F1ドライバーのゲルハルト・ベルガーは、チャンピオン争いを繰り広げるライバルを巻き込もうとしていたのではないかと指摘。ロズベルグも、レース後には、次のように語っていた。
「なぜウェバーがブレーキを踏まなかったのか理解できない。あんな形でコースを横切るなんて、頭がおかしいよ」
しかし、このクラッシュについてロズベルグと話したと語るフランスのコメンテーター、ジャン・ルイ・モンセが、次のようなロズベルグのコメントを『Auto Plus(オト・プリュス)』のブログで紹介している。
「彼はミスをした。あの瞬間、タイトルを失うかもしれないと彼はわかっていたんだ。彼は何かほかのことを考えていたんだよ。今日の午後に彼が僕の所へ来て、謝ってきた」
「僕は彼を責めない。これがレースだからね。この話はこれで終わりだよ」