フェラーリのフェルナンド・アロンソは、シンガポールGPフリー走行3回目で16周を周回して、ベストタイムは1分48秒650で2番手。予選では、1分45秒390を記録してポールポジションを獲得した。
フェルナンド・アロンソ
「ポールポジションはいつでも重要なものだよ。でも、こういったレースで、シーズンのこの時期にポールを取るのは、とても重要なことだし、選手権でのポイント差をさらにつめることができるという希望も出てくる」
「モンツァ(イタリアGP)とシンガポールのように大きく異なるサーキットで2戦連続のポールを獲得するのは、とても励みになるよ。クルマがあらゆるタイプのサーキットで高い競争力を発揮できるということだからね」
「楽な1日ではなかったけど、予選ではクルマの性能をすべて引き出すことができた。ライバルは性能を引き出せていなかったと思うよ。正直に言うと、今週末にこれまで圧倒的な強さを見せているレッドブルが上位を占め、3番手が現実的な目標になると思っていたんだ。でも、ポールを取れたよ。まるでイースターのサプライズだね!」
「Q2では、心配になる瞬間があった。エンジンの設定でうまく機能していないものがあったんだ。でも、プログラムをやり直したら、すべて正常に戻った。明日のレースでは、スタートがとても重要になる。でもそれ以上に、体力的にも、クルマにとってもとても厳しい、61周の長いレースの間、常に集中力を維持する必要がある」
「路面コンディションが重要な要素になるね。コースのいくつかの部分では、長い間路面がぬれたままになっていることが分かったから、たとえスタートの数時間前に少し雨が降るだけでも、状況を変えることになる。自分たちのレースを走らないといけないし、いい成績を残す自信はある。それを実現するために、最高なポジションにいる」