マクラーレンのジェンソン・バトンは、2位でイタリアGPをフィニッシュした。
ジェンソン・バトン
「精神的にとても厳しいレースだったよ。後ろからの攻撃に対応するのが難しかった。フェルナンド(アロンソ/フェラーリ)がどこにいるのか確認するため、レース前半はミラーかテレビの画面を見ていたほどだよ。1周目にほかのクルマと接触して、ディフューザーを壊していたことは、レースが終わるまで知らなかったし、ペースに影響があったのか分からない」
「自分のダウンフォース量を考えれば、コーナーでもっと差をつけられると思っていた。でも、クルマがかなり不安定になっていたから、できるだけスムーズに走って、ミスをしないようにする必要があった」
「あのタイミングでのピットストップは、判断ミスだったのかもしれない。でもチームは、新品のプライムタイヤ(ハード側)の方がオプション(ソフト側)より速いと思っていたんだ。実際には、新品タイヤで全然グリップを得ることができなくて、少しタイムを失った」
「僕の目の前にフェルナンドが出てきたとき、とてもガッカリしたよ。でも、今日の僕たちには勝てるペースがなかった。そうは言っても、今週末はいい週末になったよ。たくさんポイントを獲得できたし、タイトルに向けて、今回の2位はとてもいいものになった。これからの5レースには、まだあらゆる可能性が残っているよ」