ベルギーGPが行われているスパ・フランコルシャンで、27日(金)に各F1チームの首脳が会議を行い、2011年シーズン開幕前にバーレーンでテストを行うことについて話し合ったようだ。
『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』によると、スパでは来年のテストに関する協定の策定が話し合われたとのこと。
2011年からは、ピレリがF1のタイヤサプライヤーになるが、各チームは2010年シーズン最終戦アブダビGP直後の合同テストで、ピレリタイヤを使用した初のテストを行う予定になっている。また、2011年3月のシーズン開幕戦直前に、バーレーンで合同テストを行うことが提案されているという。
2011年シーズン前には、15日間のテストが予定されているが、そのうちの4日間を開幕戦直前のバーレーンで行うという案だ。
バーレーンは、ほぼ確実に温かい天候とドライコンディションでテストを行えるため、冬のテスト会場としては最適な場所だとも言われる。また、2011年の開幕戦はバーレーンになる予定であるため、物資の輸送も大きな問題にはならない。
このほかにも、トップチームがシーズン中のテスト増加を求めていることも、各チーム間での激しい議論に発展しそうだ。