ベッテル、バーレーンでのトラブル再発は心配せず

2010年03月24日(水)
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レッドブルのセバスチャン・ベッテルは、開幕戦で優勝を逃す原因になったトラブルが今週末のオーストラリアGPで再発するとは考えていないようだ。

ベッテルは開幕戦バーレーンGPをポールポジションからスタートし、レース終盤まで2台のフェラーリを抑えてトップを守っていた。

しかしレース終盤、パワーの低下をチームへ伝えたベッテルはペースが落ち、フェラーリの2台、そしてルイス・ハミルトン(マクラーレン)にも抜かれてしまい、開幕戦の優勝を逃してしまった。

当初レッドブルは、エキゾーストがトラブルの原因になったとしていたが、その後の調査でスパークプラグが原因になったと発表している。

しかし、このレッドブルの発表を信用せずに、ベッテルは単に燃料が足りなかっただけではないかとする意見もある。

マクラーレンの前チーム代表ロン・デニスも、次のように語っていた。

「ラップタイムが急激に落ちているので、電子制御ユニット(ECU)が燃料を節約するために保守的なプログラムに切り替わったことが疑われる」

トラブルの原因が何であったにせよ、オーストラリアでは再発しないとベッテルは自信を持っており、『DPA』通信へこう語った。

「問題は分析したし、もう起こらないはずだよ」

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