F1ファンを対象にしたアンケート調査の、さらなる結果が明らかになった。
このアンケート調査は、F1を運営するFOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント)とF1チームが組織するFOTA(フォーミュラ1チームズ・アソシエーション)が支援し、2月上旬から始まり、174ヶ国から9万人以上のファンが参加した。
アンケート実施者は、「結果は発表され、ファンのためにどのようにF1を変えていく必要があるのかFOTAが判断する際に利用されます」としている。
まだ完全版の結果は発表されていないが、ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)が19.5%を獲得し、最も有名なF1ドライバーであることが判明したと先日に明かされていた。
また、2番手は9.7%を獲得したフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、3番手は7.2%を獲得したキミ・ライコネン、アロンソのチームメートであるフェリペ・マッサは6.1%を獲得している。
今回、さらなる結果が明らかになり、『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙や『Marca(マルカ)』紙などが、最も人気のあるチームはフェラーリだと報じている。
30%以上のファンがフェラーリに投票し、マクラーレンは19.1%、メルセデスGPは10.1%を獲得したようだ。
また、10位までのドライバーにポイントを付与し、レース優勝の価値がより大きくなる現在のポイントシステムについては、45%がいいアイデアだと投票しており、これを歓迎しないと回答したファンは14%だった。
モナコ、モンツァ、スパ・フランコルシャン、シルバーストン、ドイツなど、伝統的なレースがF1には欠かせないと考えるファンは半数以上おり、65%のファンがHDでのグランプリ中継を求め、53%のファンがインターネットでの生中継を希望していることも明らかになっている。
FOTAが使用しないことに決めたKERS(運動エネルギー回生システム)については、43%のファンが復活を求めており、22%のファンがKERSの使用を任意的なものにするべきではなかったと回答している。
そして67%のファンが、F1はモータースポーツ技術の頂点であり続けるべきだと答えた。