シューマッハ批判の報道にドイツメディアが反論

2010年03月16日(火)
シューマッハ批判の報道にドイツメディアが反論 thumbnail

現役復帰戦でのミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)のパフォーマンスについてイタリアメディアが痛烈な報道をしたことを受け、ドイツメディアが反論した。

バーレーンGPの週末を通じてシューマッハは、チームメートであるニコ・ロズベルグのペースについていけず、レースもロズベルグの後ろ6位でフィニッシュした。

「生きる伝説シューマッハのことは尊敬しているが、フェラーリはアロンソ(フェルナンド・アロンソ)という正しい選択をした」と『Corriere della Sera(コリエーレ・デラ・セーラ)』紙は書いている。

『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙も、「シューマッハ時代とのつながりを断ち切った」としてアロンソを称賛。

このようなイタリアメディアの報道を受け、ドイツの『Bild-Zeitung(ビルト・ツァイトゥン)』紙は次のように反論した。

「悪い敗者がいるように、悪い勝者もいるものだ」

『Bild-Zeitung(ビルト・ツァイトゥン)』紙は、イタリアのメディアがベッテルのトラブルによって1-2フィニッシュが達成されたことに言及していないと指摘。

『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』誌も、「シューマッハはこれ(批判)を受けるのに値しているのか?」と報じている。

だが『Corriere dello Sport(コリエーレ・デロ・スポルト)』は、次のように書いた。

「(シューマッハのパフォーマンスに)不名誉になるような点はないが、称賛にも値しない」

この記事をシェアする
関連トピックス
関連記事
前後の記事

前後の記事
F1 2010 ニュース一覧