レッドブルはベルギーGPでもフロントウイングを変更していないが、厳しくなる検査基準を満たすため、フロアの変更を迫られる可能性がある。
レッドブルなどのチームが、高速走行時に形状が大きく変化するフレキシブルウイングを使用していたことから、統括団体FIA(国際自動車連盟)は検査基準を強化した。
レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、検査が厳しくなってもレッドブルはウイングの設計を変更する必要がないと明かしていた。しかしベルギーGPが行われているスパ・フランコルシャンで、FIAはほかの部分の形状変化にも注目していることが分かった。
レッドブルのフロントウイングが、地面と非常に近い位置まで下がるのは、フロアの形状変化も大きく貢献しているとみられている。