F1最高権威のバーニー・エクレストンは、2011年F1シンガポールGPのサポートレースに、オーストラリアのツーリングカー・カテゴリーであるV8スーパーカーを誘致するために、取り組んでいるようだ。
F1に長く関係し、バーレーンのサーキットの責任者も務めたマーティン・ウィテカーが、現在V8スーパーカーのCEO(最高経営責任者)に就いている。
『V8X』誌にウィテカーは「そこ(シンガポール)に、われわれ(V8スーパーカー)が行くことを望んでいるようだ」と語った。
「彼(エクレストン)は、早い時間帯にわれわれのレースを行うことを希望している。それは観客にとってもより良く、さらに都市にとっても良いことだ。4時間のショーが加わることになるからね」とウィテカーが付け加えた。
オーストラリア国内では、V8を放送しているチャンネル7と、F1を放送しているネットワーク・テンが異なるテレビ会社のため、シンガポールでのV8スーパーカーレースのポイントは、加算されないかもしれない。
ウィテカーは、シンガポールでのレースを確実なものにする前に、テレビの放映問題について「明らかに、われわれが取り組まなければならないもののひとつ」であると認めた。
V8スーパーカーシリーズの2011年のレースカレンダーは、発表を10月まで延期されている。