ベルギーGP開催地のスパ・フランコルシャン、将来の開催を懸念

2010年08月12日(木)
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長い伝統があるスパ・フランコルシャンでのベルギーGPのオーガナイザーが、2012年以降のベルギーGP開催について懸念を抱いている。

これまでに、ベルギーGPのチケットは4万枚が売れているとのことだが、グランプリの関係者は、より大きな金額をグランプリ開催に投じることのできる開催国から、強力なプレッシャーを受けていると語った。

「今年のチケット販売は、比較的いいものだ」

「財政的な面でバランスを取るため、2007年の水準、6万5,000枚が売れることを願っている」とスポークスマンのクリスチャン・ライエはコメントしている。

『De Morgen(デ・モルヘン)』紙によると、スパでのF1開催の将来は、2012年以降のコンコルド協定で最大レース数が25レースにまで拡大されるかという点にかかっているという。

多くの新規開催国は、非常に高額なレース開催料を支払うとみられることを、スパのオーガナイザーは心配しているようだ。

「(F1開催の)候補地が足りなくなることはない」

「フランスですら、グランプリが開催されていないのだから」とスパ・フランコルシャンの責任者アンドレ・マースは『Belga(ベルガ)通信』へ語った。

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