バトン、クルマに対する批判を釈明

2010年08月05日(木)
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最近、所属チームであるマクラーレンの2010年型車を批判していたジェンソン・バトンだが、これは「前向きな」意見だったと語った。

バトンやチームメートのルイス・ハミルトンは、クルマの弱点について公の場で語っていた。しかし、バトンとハミルトンは、この発言を聞いたマクラーレンのグループ会長ロン・デニスから、おしかりを受けた。

だが、ハンガリーGPでのマクラーレンは、予選でトップから2秒近く遅れ、決勝ではハミルトンがリタイアする一方、バトンも8位と低迷し、マクラーレンは両選手権で首位から陥落することとなった。そんな中バトンは最近のコメントについて、事実を述べただけだとして次にように語っている。

「現状で、僕たちはレッドブルほど速くない。サーキットでそれが分かるよ。でも、ネガティブなことじゃないんだ。ポジティブな批判なんだよ」

さらにバトンは、チームを批判しているわけではないと語り、ともに協力してクルマのペースを上げるよう、マクラーレンに呼びかけた。

「僕たちが今いるポジションのことを指摘しているわけじゃない。ほかのクルマほど速くないって言うのは、ただ(クルマが)速くないっていう意味だよ」

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